WordPress機能を使って手動設定 採用ページにJSON-LDタグを埋め込む

WordPressのカスタムフィールドを利用して、各採用ページにGoogleしごと検索のJSON-LDタグを埋め込む方法を解説します。
function.phpにコードを記述するのは初回のみで、管理画面で編集・更新できるようになります。

1. 採用ページのカスタムフィールドにJSON-LDを設定

JSON-LD生成ツール で生成したコードをコピーしておく。
WordPress管理画面から採用ページ(Googleしごと検索からリンクするページ)を開き 「job-posting」という名前のカスタムフィールドを設定。

① WordPressの管理画面の採用ページ編集
① WordPressの管理画面の採用ページ編集
② カスタムフィールドにJSON-LDを保存
② カスタムフィールドにJSON-LDを保存

カスタムフィールドを表示する方法

編集画面でカスタムフィールドが表示されてない場合は、下図を参考にして設定変更する。

カスタムフィールドを表示
カスタムフィールドを表示

2. ヘッダーでJSON-LD出力機能追加

テーマのfunctions.phpを開き下記コードを記述。

※ functions.phpへの記述は一度設定すれば次回から不要です。
function func_load_jsonld() {
    if (is_page()) {
        if ($data = get_post_meta(get_the_ID(), 'job-posting', true)) {
            echo $data;
        }
    }
}
add_action('wp_head', 'func_load_jsonld');
functions.php

【このプログラムがやっている事】

headタグの表示処理中にfunc_load_jsonld関数を実行。
今表示しようとしているのがページなら、「job-posting」というカスタムフィールドがあったら内容をそのまま出力する。

テーマのfunctions.phpを編集
テーマのfunctions.phpを編集
カスタムコードを記述
カスタムコードを記述

3. 出力されているか確認

採用ページを開き右クリック → ソースコードを表示(Google Chromeの場合)。
JSON-LDが確認できれば正常に出力されている。

右クリック → ソースコードを表示
右クリック → ソースコードを表示
JSON-LDの出力確認
JSON-LDの出力確認

4. Google検査ツールで確認

Google検査ツールサイト へアクセス。
「コード」タブを表示して、3で表示したソースコードを全て選択して貼り付ける
(既に公開しているサイトならURLで検査してもいい)
「コードをテスト」をクリックして求人情報を確認。

Google検査ツールにソースコードを貼り付ける
Google検査ツールにソースコードを貼り付ける
求人情報を確認
求人情報を確認